不動産売却に引渡し猶予を設定する理由
不動産売却がうまくいき契約が成立すると着々と話を進めなければいけません。既に退去して掃除も済ませているなら契約後買主がすぐに入居もできます。その一方で住みながら不動産売却をしていた時は契約成立時はまだ住んでいるときもあるでしょう。さらに次の住まいが決まっていないときもあります。不動産売却の契約をするときに引渡し猶予の項目を設けるときがあるので知っておきましょう。退去済みで次の住まいに住んでいるなら基本的にこの項目は不要です。不動産売却の契約時においてまだ住んでいるなら次の住まいが決まっているとしても引渡し猶予を設定しておきましょう。不動産売却で引渡し猶予を設定すると所有権が買主に移ったとして猶予期間は売主が住み続けられます。ただ猶予期間をあまり長く設定すると不動産売却の契約がしにくくなるので、通常は1週間から10日ほどで設定します。引渡し猶予の延長項目も設定できますがこちらも契約しにくくなる時があるので注意が必要です。